軽自動車と普通車の維持費を比較|税金・保険・燃料代の年間差
新車の買い方・選び方軽自動車にするか、コンパクトな普通車にするか迷っている方に向けて、税金・保険・車検・燃料代・高速料金の違いを年間で比べました。結論として、維持費は軽自動車のほうが年間数万円安い一方、ローン金利の違いで月々の支払いは普通車のほうが安くなるケースもあります。

TOTAL1軽自動車と普通車の維持費、年間でどれくらい違う?
車の維持費には、毎年かかる税金、車検ごとの重量税・自賠責保険、毎月の燃料代、そして任意保険・駐車場代・メンテナンス代などがあります。このうち、軽自動車と普通車で差が出やすいのは税金と燃料代です。
同じスズキの両側スライドドア車で比べてみましょう。軽自動車のスペーシアと、1.2Lの普通車ソリオ、1.0Lのヤリスで、税金・重量税・自賠責・燃料代を1年あたりに直すと次のとおりです。
※いずれも2WD。年間1万km走行・レギュラー170円/L・カタログ燃費(WLTCモード)で計算。重量税はエコカー減税なしの税額、自賠責は2026年11月以降の24か月契約を1年あたりに換算。任意保険・車検の整備費・駐車場代などは含みません。
出典:スズキ スペーシア 価格・主要諸元/スズキ ソリオ 主要諸元/トヨタ ヤリス 主要諸元表
TAX2税金の違い(軽自動車税・自動車税・重量税)
毎年4月1日時点の持ち主にかかるのが、軽自動車なら軽自動車税(種別割)、普通車なら自動車税(種別割)です。普通車はエンジンの排気量によって税額が上がります。
※普通車は2019年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車の税額。電気自動車は25,000円。
出典:横浜市「軽自動車税(種別割)の概要」/埼玉県「自家用乗用車の税率表(令和元年10月1日以後に初回新規登録)」
車検のときに納める自動車重量税は、軽自動車は重さに関係なく一定、普通車は車両重量0.5トンごとに上がります。燃費性能の良い車はエコカー減税で軽くなったり、免税になったりします。
※2026年5月1日からの税額表より。新車登録から13年・18年を超えると税額が上がります。エコカー減税の対象かどうかは車種・グレードで異なります。
出典:国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」
車を買うときにかかっていた環境性能割(自動車税・軽自動車税)は、2026年3月31日をもって廃止されました。2026年4月以降に購入する場合は、軽・普通車ともにかかりません。
出典:山梨県「自動車税環境性能割」/船橋市「軽自動車税(環境性能割)」
INSURANCE3自賠責保険・任意保険の違い
すべての車に加入が義務づけられている自賠責保険は、軽自動車と普通車でほとんど差がありません。2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が引き上げられ、24か月契約では軽自動車のほうがわずかに高くなります。
※離島・沖縄県を除く。新料金は2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から適用。
出典:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」/JAF Mate「自賠責保険料が2026年11月から値上げ」
任意保険の保険料は、運転する人の年齢や等級、補償内容に加えて、車の型式ごとの事故実績をもとにした「型式別料率クラス」で決まります。軽自動車のクラスは2025年1月から3段階→7段階に細かくなり、「軽なら保険料も安い」とは一概に言えなくなっています。
同じ軽自動車・普通車でも、型式によって保険料が変わります。気になる車種で見積もりを取るのが確実です。
年齢条件・等級・運転者の範囲のほうが、軽か普通車かよりも保険料に大きく影響することがあります。
出典:JAF Mate「軽自動車の型式別料率クラスが2025年から7クラスに」/損害保険料率算出機構「型式別料率クラス検索」
RUNNING4燃料代・車検・メンテナンスの違い
燃料代は、走る距離と燃費で決まります。軽自動車は車体が軽いぶん燃費が良い傾向がありますが、最近は普通車のハイブリッド車も燃費が大きく伸びているため、車種による差のほうが大きいのが実際です。
※年間1万km・レギュラー170円/Lで計算。実際の燃費はエアコンの使用や渋滞などでカタログ値より下がるのが一般的です。
車検の時期は軽・普通車とも同じで、自家用乗用車は新車から3年後、その後は2年ごとです。車検時の法定費用(重量税・自賠責など)は上の表のとおり軽のほうが少し安く、整備費用やタイヤ代も、サイズの小さい軽のほうが抑えやすい傾向があります。
- 毎年の自動車税・軽自動車税
- 車検ごとの重量税・自賠責・整備費用
- 任意保険(気になる車種で見積もり)
- 燃料代(自分の年間走行距離で計算)
- タイヤ・オイル・バッテリーなどの交換費用
- 駐車場代・高速料金
出典:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「自動車検査証の有効期間」
HIGHWAY5高速料金・駐車場など、使い方で変わる費用
高速道路の料金は、車種区分「軽自動車等」と「普通車」で分かれています。料金水準は普通車を1.0とすると軽自動車等は0.8で、軽は普通車のおよそ2割安くなります。
出典:国土交通省「首都圏の新たな高速道路料金について」(車種区分の料金水準)
例えば、普通車で片道5,000円の区間なら、軽ではおよそ4,000円が目安です。高速道路を週末によく使う方ほど、この差は大きくなります。一方、駐車場代は軽自動車割引のある月極駐車場もありますが、場所によって大きく異なるため、お住まいの地域で確認しましょう。
LOAN6車両代のローンも含めると?月々の支払いで比較
維持費だけを見ると軽自動車が有利ですが、車をローンで買う場合は、車両代の月々もあわせて考える必要があります。当店の新車ローンは普通車が実質年率1.9%〜、軽自動車が3.9%〜(審査があります)のため、車両価格の差ほど月々の差は大きくなりません。
※月々はボーナス併用・表記の金利での当店試算です。金利は信販会社の審査で決まります。
表のとおり、N-BOXとフィット Xでは、車両価格はフィットのほうが高いのに、60回の月々はフィットのほうが安くなっています。また120回では、ヤリス Xの月々がスペーシア HYBRID Gを下回ります。維持費の年間差(約3万円台=月あたり約2,800円)と、ローンの月々の差を合計で比べるのがおすすめです。
「維持費が安いから軽」と決める前に、気になる軽と普通車のローンの月々+維持費を並べてみてください。当店では2台並べた試算もお作りできます。乗る人数や高速道路の使い方を伺えば、どちらが合うかも一緒に考えます。
WHICH7軽自動車と普通車、どちらが向いている?
最後に、使い方ごとにどちらが向いているかをまとめます。維持費の差だけでなく、乗る人数や走る道も考えて選ぶと、買ってからの満足度が高くなります。

どちらにするか迷ったら、候補の2台で月々の支払い+年間の維持費を並べて比べてみてください。ローンの回数で迷っている方はカーローンは何年がいい?もあわせてご覧ください。
FAQ8よくある質問
軽と普通車で迷う方によく比べられる4台です。
※月々は当店の金利(普通車1.9%・軽自動車3.9%、実質年率)・ボーナス併用での試算です(2026年10月時点)。金利の適用には信販会社の審査があります。掲載車種以外も全メーカー取り扱い。
ご購入いただいたお客様の声
ご相談の流れ
新車の月々と総支払額、まずは無料でお見積り
ディーラーの見積書をお持ちなら、同じ条件で比較します。









